刀水歴史全書43 | |
スイスの歴史 U.イム・ホーフ著/森田安一監訳,岩井隆夫・ 米原小百合・佐藤るみ子・黒澤隆文・踊 共二共訳 定価: 本体2800円+税 1997年4月刊 ISBN4-88708-207-X 四六判 308頁 在庫あり |
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日本初の本格的スイス通史。ドイツ語圏でベストセラーを続ける好著の完訳。独・仏・伊のことばの壁をこえてバランスよくスイス社会と文化を追求,現在の政治情況に及ぶ |
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【主要目次】 | ||
第1章 スイス史のあけぼの 1 スイス史の舞台 2 原始からローマ時代まで 3 ローマ帝国から神聖ローマ帝国へ 4 第1ラエティア 5 ロンバルディア 6 ブルグント王国 7 アレマニエン(シュヴァーベン)公領 8 封建領主の割拠 第2章 アレマニエンおよびブルグントの都市とラント 1 都 市 2 「ラント」 3 ブルグントとアレマニエンの都市同盟 4 ウーリ、シュヴィーツ、ウンターヴァルデン森林邦同盟 5 三森林邦同盟組織の拡大 第3章 「盟約者団」の成立 1 都市・ラント対オーストリア公 2 同盟組織の危機と強化 3 アルプスおよび前方アルプス地域のコミューン運動 4 ヴァリスおよびグラウビュンデンのコミューン運動 5 都市のツンフト運動 6 都市とラントの領域支配政策 第4章 対外的な力の絶頂期における盟約者団 1 ブルゴーニュとイタリアをめぐる国際紛争 2 盟約者団の経済と社会 3 中世末期の文化 4 帝国の中のスイスとその連邦制的な統治形態 5 盟約者団の国民意識 第5章 カトリックの盟約者団と改革派の盟約者団 1 ツヴィングリの宗教改革とその拒絶 2 ベルンとジュネーヴの西方進出とスイス領の拡大 3 世界のカルヴァン主義の中心地、改革派圏スイス 4 トリエントの世界体制の中のカトリック圏スイス 5 宗派対立と盟約者団意識 6 30年戦争の舞台グラウビュンデン 第6章 アンシャン・レジ―ム 1 17、8世紀における中立政策の進展 2 平和条約の更新と覇権の交替 3 農業構造を基盤とする工業化 4 家父長制と絶対主義のあいだ 5 支配当局と臣従民 6 スイスの啓蒙主義 第7章 国家の危機−1798年から1848年まで 1 革命と反革命 2 ヘルヴェティア共和国 3 ナポレオン支配からウィーン体制へ 4 カントン主権の回復−「調停時代」と「復古時代」 5 自由主義の「再生」 6 急進派と保守派 第8章 自由主義急進派政権下の連邦国家−1848年から第1次大戦まで 1 ヨーロッパの帝国主義列強に囲まれた小共和国 2 連邦国家の組織 3 自由主義急進派と保守派−1848〜74年 4 自由主義急進派と民主化運動 5 工業化の進展による経済的・社会的変動 6 「スイス文化」の問題 第9章 現代世界における小工業国 1 ブルジョワ層と社会主義−1914〜33年 2 ファシストとナチスの脅威にさらされたスイス 3 好景気と社会問題の調整 4 戦後の合意政治 5 現在の問題 6 スイス史の遺産 〔付 録〕 スイス史研究と現状 文献解題 旧盟約者団諸邦(17世紀)と今日のカントン スイス連邦の政治のしくみ(1995年段階) 国民議会の議席の推移(1919〜99年) |
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